クロシロの学習バドミントンアカデミー

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バドミントン初心者でも出来るフットワークのスピードを上げるには?

クロシロです。

フットワークが速い人ってなぜ速いのでしょう?

コーチをしているとフットワークが速くなるのはどうすれば良いかと聞かれます。

ここでは実際にクロシロ流フットワークの教え方、練習方法を紹介していきます(^_^)

 

 

フットワークとは?

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フットワークは英語でfootworkと書きます。

フット(foot)は足を意味し、ワーク(work)は仕事や作を意味します。

それらの意味を合わせて足さばきのことを指します。

 

フットワークでなぜスピードが重視されるかというと、

シャトルの下に速く入れれば威力もあり

安定したショットが打ちやすくなるからです!!

 

フットワークでは主に真ん中から6か所のどこかの場所に移動し

真ん中に戻るのが基本です。

プレーによって必ず真ん中に戻るとは限らないことを覚えてください。

フットワークでの主なステップとは?

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コート内を動くのに必ずステップが必須になります。

前後左右に動くときに使うステップはサイドステップです!

サイドステップは横に進むステップで

真横から見たサイドステップの画像です。

 

やり方は、足を肩幅くらいに開いて横の進行方向に跳びます。

跳ぶときに足の横の部分を合わせましょう。

着地時にまた始めの体勢に戻ってサイドステップは出来ます。

 

始めのうちは必ず腰を落とすようにしてください。

慣れてくると、サイドステップが疎かになってしまいます。

サイドステップの段階で腰を落とすことが出来ないと、

試合中に素早く動くことや速い球に対して対応できなくなります。

 

実際にフットワークでサイドステップを使う場面は

シャトルの下に入る時に主に使います。

サイドステップを使って速く動くコツとしては

進行方向に跳ぶときに高く飛ばなくて良いことです!

 

素早く動くには上に跳ぶだけでステップを見た経験者は

無駄な動きをしていると言うと思います。

上に跳ぶ力を進行方向に行く力に変えられれば自然と速くすることが出来ます。

 

サイドステップは回数をこなしただけ体が覚えるので

フットワークをするときに意識してサイドステップを使うようにしましょう!

 

フットワークは一瞬の世界

右が良い例で左が駄目な例。
写真の通り、左は足全体で動いている人の動き出しの瞬間で
右はつま先でけるイメージで動けている人の足の瞬間です。

 

フットワークは数分、数時間動きっぱなしの運動と違い

数秒の世界でコート内を動けるかで変わります!!

フットワークで特に意識することは反応して動こうと思ったときの動き出しです!




フットワークが遅い人は足の力が分散して早く動けていないと思われます。

画像で比較すると、動く瞬間左のように足全体で蹴り上げると

足全体に力が分散してしまい本来のパワーが出ないのです!

 

右の画像のようにつま先で蹴り上げられるようになれば力を溜めやすくなります。

足に力を溜めるには床と足がくっつく表面積が少ないほど力を溜めやすく

最初の一歩目が大きく出せるようになるのです!

つま先で前や後ろへの一歩目が出せるようになれば速く走れるようにもなります!

 

足の指で前、後ろに進むためには

足の指で跳んで踵から着地するように意識してみましょう!!

足の指で蹴り上げるにはつま先に体重を乗せるイメージでやってみましょう。



フットワークを強化する練習法

縄跳び

私は二十跳び50回を3セットずつ行ったりしてバネを鍛えました。
あの縄跳び?と思いますがあの縄跳びです。

 

跳んで着地するときにつま先で跳んで踵で着地できるようになれば

足の指で跳べるようになるのです!!



クロは中学生になるまで二十跳びをまともに出来てませんでした・・・。

当時の監督から縄跳びをお勧めされて

二十跳びが出来るようになったら動き出しに変化が必ずある!!

 

と自信満々に言われたので信じて実践してみました。

具体的には、小6で何とか1回出来るくらいになり、中学校に上がった頃には

100回連続で跳べるようになるまでに成長しました!!

おかげでフットワークが速くなっただけでなく

50メートル走も8秒から7秒にまでなるほどでマジで驚きました!!!

実践して効果が出ることは実感できたので毎日二十跳びの練習するだけでも

いつもよりフットワークが速くなっているはずです!

指示された方向に行くフットワーク

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主に6か所に指示を出して動く

常に試合を想定し、自分で素早く動いたり、時に余裕があるように動く他

素振りで何を打ったかもイメージして

試合を想定しながらスピードを変えてやってみましょう!!

 

このフットワークで指摘することは、

戻るポジションを右寄り、左寄りとしていくことです。

真ん中からよくスタートしがちですが、

打ったショットによって構える位置は真ん中のみにはならないからです!


 

シャトル置き

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シャトル置きはプロの選手もやってる人が多くいるかと思います。
シャトル置きをすることによって

いかねばならない箇所への動きが良くなります。

シャトル置きの練習方法はまた後日記事にします。

 

そのようにして、自分自身に負荷をかけていき

試合で活かせるようにしていきましょう。



体を上下に動きすぎない

フットワークでやってはいけないことは体を上下に動きすぎないことです!!

足だけに特化しすぎて上半身がブレてしまっていませんか?

体が上下に動いてしまう人は

頭が上下に動いたり、ジャンプしすぎているかです。

まず、頭が上がったり下がったりしてしまう原因は、

例えば、前に行った後に頭が下がってしまってはいませんか?

どれだけキツイ体制でも頭だけは上げていないと次のためへの対応が遅れてしまいます。

 

ジャンプしすぎている人の特徴は

リアクションステップ(スプリットステップ)が大きすぎませんか

瞬発力にリアクションステップは必須です。




しかし、リアクションステップは最初の一歩の瞬発力を上げるもの

跳べばいいものではないのです!!

リアクションステップするときの高さは1センチほど跳べばいいのです!!

 

他に意識することは頭を下げないことです!

陸上の短距離走の選手はスタート時は頭を下げています。

なぜ頭を下げているかと言うと、頭が下がればその方向に体が倒れます。

倒れた力をスピードに変えているためです。

 

これをフットワークに活用しようとすると、

進むスピードは確かに速くなりますが、止まることが出来なくなります。

打つ瞬間は左の画像のようになり、

そこから早く戻るためには踏ん張っていない足を少し寄せることです!

 

走るのと違い、進んでは戻っての繰り返しがフットワークなので、

素早く戻るために足を寄せてサイドステップなどを使って移動する方法で

フットワークを速くしていきました!

 

動き出しを速くする!!

いくらフットワークが速くなっても最初の出だしが遅れてしまって

折角のスピードが台無しになってしまいます。

 

動き出しを速くするためにリアクションステップしてからの1歩目の出だし

いかに重要なのかです。

1歩目の出だしを速く出すための練習は前後ジャンプやサイドジャンプの反復です!!

はじめはジャンプが高くても良いです。

徐々にジャンプを低く、速く動けるようになりましょう。

この練習によって1歩目の出だしが大きくなり、瞬発力が鍛えられます!!


構え方

試合中にボーっと立っている人はいないと思いますが、

次の球に備えて構えている人がほとんどだと思います。

構え方も自分が攻めているのか守っているかで構え方も動き出しも変わってきます。

ここでは攻めと守りの構え方を紹介します。



攻めの構え方

 

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棒人間のように
腰は曲げない!!

攻めている時の構えとしては腰を落としすぎないことです!!

イメージとしては背筋が伸びて膝を少し曲げるような構えが望ましいです。



攻める時の重要なことは上の打点で速くシャトルの下に入ることです。

上から打つショットと下から打つショットのどちらが威力あるショットが打てるかは

言うまでもありません。



守りの構え方

 

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イメージとしては
お尻を後ろに突き出して
いるようなイメージで!!

守りの構え方は攻めの時と違い、腰を落として前のめりになるイメージです。

前のめりになることで自分の体に空間が出来ます!!



後日、レシーブの記事に関して投稿するときに説明しますが

守りは重心を落とさないと拾えるショットも拾えなくなります。



まとめ

  • フットワークを速くするにはつま先で前、後ろに行けるように練習しましょう。
  • 動くときは静かに動く!!
  • 頭は常に上げる!!
  • ステップとフットワークを同一のものと考えない!!
  • 動き出しは地面を蹴り上げる!!
  • 攻めと守りで構え方を変える!!

 

練習はただやるだけなら小学生でも出来ます。

普段の練習1つ1つどういう練習なのか、

どういう場面を想定した練習なのかをイメージするだけで

普段の練習は桁違いに変わってきます!!

 

全てを意識して練習することは大変なことなので

1つ出来るようになってから次のレベルへと上げていくようにしましょう。

初めて顧問になった方も

以上のことに焦点を置いて普段の練習に取り入れてほしいと思います。

練習を見る時にどんな練習なのかを理解し

どこに着目して見れば良いか参考にしてみてください。