クロシロの学習バドミントンアカデミー

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バドミントン初心者必見!クリアーの打ち方と使い分けについて

クロシロです。

クリアーは一番習得しやすいショットです!!

その反面、打てるようになると蔑ろになりやすいショットとも言えます!

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今回のクリアーは初心者だけでなく

経験者の方も是非見てほしい内容になっています!!

クリアーの基本的な打ち方から練習方法、使い分けを細かく紹介していきます。

 

 

クリアーとは?

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まず、クリアーってどんなショットなのかを軽くおさらいしておきましょう。

クリアーとは、

上から打つショットで相手の頭より高い軌道を描くようなショットです!!

 

私は高校までクリアーの重要性を全く理解してませんでした。

クリアーも打ち分けによって守りだけでなく攻めることも出来るとを

当時のコーチから教わりました!!

 

基本的なショットで一番習得しやすいと思っています!!

主にクリアーにはハイクリアードリブンクリアーの2種類があります!!

2種類のショットの詳しい説明は後で紹介します!!

 

クリアーの打ち方と使い分け

基本的にクリアーの打つ打点は頭の上でありますが、

クロはハイクリアーとドリブンクリアーによって打ち方を少し変えています!!

ハイクリアー

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まず、ハイクリアーは打点が頭上になるように意識しています。

サーブの時にも説明しましたが、軌道のイメージは垂直落下です!

 

ハイクリアーを打つ目的は

①相手を後ろまでしっかり下げさせる。

②自分にゆとりを持たせる。

です!!



まず、相手を後ろまで下げるためにはラインギリギリを狙うくらいの気持ちで

奥、高く飛ばすように意識しましょう!!

高く打つことで自分が苦しい体勢になっても

次の球に備える時間を作ることが出来ます!

 

逆に自分に余裕があって相手にハイクリアーを読まれて打ってしまうと

相手に攻撃のチャンスを与えるのと同じ行為なので

ハイクリアーはよく考えて使いましょう。



一番ダメなのは高さも飛躍も中途半端は絶対にダメです!!

中途半端になるくらいなら

アウトになってもいいくらいの気持ちで飛ばしましょう!!

アウトになったら少しずつ修正すれば良いのです。



ドリブンクリアー

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一方のドリブンクリアーは

ハイクリアーと違って軌道が低く、

相手の頭上を速く超えるようなイメージで打っています!!

ハイクリアーとの打ち分けは打点の位置です!!



ハイクリアーは打点は頭上と書きましたが

ドリブンクリアーは少し前(腕が斜め前に来るイメージ)

に打点が来るように意識させています!!

 

ドリブンクリアーを使う目的は

①相手に良い体勢で入りにくくする!!

②相手の頭上を速く通過するため!!

です!!

 

ドリブンクリアーは攻めのショットであるからです。

相手の頭上を通過すればそこからの返球はほぼ無理なので

使うタイミングによってはノータッチエースをとることが出来ます

 

仮に、相手が反応できたとしてもハイクリアーほど余裕で返球は出来ません。

相手にスピードがあればカウンターが来ますが、

反応が一歩遅れたりすると返球が甘くなる可能性が高いです。

甘くなったところをスマッシュなどで決めるようなパターンを作っておきましょう!

 

ドリブンクリアーで気を付けることは

自分が追い込まれている時にドリブンクリアーを使わないことです!!

速い球を打ったらすぐに返されるのは当然です。

 

反応さえできれば腕を伸ばして

手首を返すだけでそれなりのショッが打ててしまうので

速い展開に持っていく前提で使うようにしましょう。

 



クリアーの練習方法

クリアーを打つための練習方法は

①相手の頭上に来るようにシャトルを出し、その場で打てるようにする!!

→当てることよりも肘が伸び切った状態でスイングさせることを優先する!!

②フットワークで動きながら打てるようにする!!

真ん中辺りからシャトルが出されたら動いてシャトルの下に入り打つ練習!!

③2人1組のペアでクリアーの打ち合い。20球連続で打てるように頑張りましょう!!

→打ったらサービスラインまで戻ってラケットでタッチ、

又は足で踏むなどして常に打ったら戻ることを意識させる!!

間違いなく疲れてしまうのでハイクリアーを上手く活用しましょう!!



追い込まれたときのクリアーの打ち方

厳しいところに返されてクリアーでつなごうとする場面があると思います。

そうなると打点を意識して打つことはできません。

その場合、どうやって打てばよいかというと、肘を使って打つのです!

 

先ほどからクリアーはシャトルの下にしっかり入って

ハイクリアーやドリブンクリアーを打ち分けることが出来ました。

追い込まれたときは肘だけシャトルの下に入るようにすれば打つことが出来ます。

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画像のように

体ごとシャトルの下に入らず肘と足だけシャトルの下に入っているのが分かります。

この場合の打ち方は

①肘を前に出す

→肘を前に出すことで打った後、体ごと後ろに流れにくくなる!

②手首とスイングを同時にして打つ

→威力を意識して体全体で打とうとしない!

 手首の力だけである程度は飛びます。

③打った後は踏ん張った足で前へ蹴り上げるようにして戻る

→打った後、足が後ろに残っているはずなので

 その足の力を使って前へ戻って次の球に備える!

 

ラウンド側やハイバックなどで追い込まれた場合の記事は

バドミントン初心者のためのハイバックの打ち方、練習法をご覧ください!

 

クリアーを奥まで飛ばすには?

クリアーを打つ時に良く聞く声が

どうすればクリアーを奥まで飛ばせるの?です。

 

すべてのショットで言えることですが、

パワーが無いから飛ばせないは大きな間違いです!!

 

パワーがあって超したことはないですが、

様々な部位を意識するだけで飛距離が伸びます!

 

意識するのは足運びです。

足運びが上手くいけば力の連動が上手くいき

クリアーも飛ばすことが出来ます。

 

 

足運び(打った後の足の位置)

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右利きを例に右足は黒左足はグレー色

打つ前と打った後の例を画像で比較すると、

良い例と悪い例で何が違うか分かるでしょうか?

(絵心が無いのでご了承ください・・・)

 

答えは打った後の足の位置です!

良い例の足の位置は打った後の右足が前に出ているのが分かります

 

右足が前に出るようになると、

クリアーに前へ飛ぶ力が伝わっていることになります!

 

悪い例は打った後の右足が出ていなく、

力が伝達しきっていないために飛距離が出ないのです!

 

足運び(床を蹴る)

足運びでクリアーの飛距離が伸びますが、

更なる質問で足が前に出せない!という声が出てきます。

先ほどの画像で打つ瞬間で足を前に出すには右足のつま先部分で床を蹴る。

その後、左足のつま先部分で床を蹴ります。

 

この動作によって足を前に出すには

床を蹴る(イメージは足で床を押す)を意識して打ってみましょう

 

床を蹴る動作はフットワークのスピードの向上だけでなく、

次の球に備えやすくなる利点があるので、

練習するときは打って完結させないで

次の球に備える意識を持つために

足運びを重視して練習ください!

 

まとめ

  • クリアーは高さによって使い分けを!!
  • 打ち分けのポイントは打点の位置!!
  • 打ち分けが出来るようになったらフォームを同じにするように意識する!!
  • クリアーの飛距離を延ばすには足運び!!

クリアーは使い方によっては有利にも不利にもなるショットといえます。

高校時代にクリアーで攻めることも守ることも出来ることを知ってから

指導者になった今でも重要視しています!!

 

クリアーを練習するには基本打ちでクリアーを打つ時間を

出来るだけ多く、様々な体勢で打てるように練習しましょう!!