クロシロの学習バドミントンアカデミー

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田舎のバドミントン部のコーチが思う未経験の顧問の先生のための試合中に何をアドバイスすればよいか?

クロシロです。

試合中のアドバイスは選手の勝敗に関わる重要な場面です!!

 

今回はバドミントンの顧問やスポ少の監督やコーチのために

試合中にどんなアドバイスをしたらよいか分からない人のために

見とくべき箇所を取り上げていきたいと思います(*'▽')

 

 

未経験者の顧問のアドバイスは必要?

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よく相談されるのが試合のベンチに入ったのはいいが

バドミントン未経験なのにアドバイスしていいのかと聞かれますが

アドバイスは積極的にしましょう!!


むしろ、アドバイス出来る時にベンチに座っている人は

いないかと思います・・・。

バドミントンのことがあまり分からなくても

違う観点から見えるアドバイス

エールを送るだけでも試合の流れを左右する貴重なものです!!

 

実際、試合中にベンチに入っている先生が経験者でも未経験でも

素直に聞いて時には疑問に思うこともありましたが

気付かなかったことに気付かせてくれたりと良かったと思います。

 

どのコースで失点したか、得点できたか

分からないうちにまず見とくべき箇所は

なぜ失点したか? どのように自分が点数をとれたかです。

 

点数がとられる原因は

①ネットに引っ掛けて相手に点数をあげた

②自分が打ったショットがアウトになった

③相手のショットに反応できずノータッチ

④サーブでフォルト(簡単にいうと反則)をとられた

と思うのでこの4点に着目して詳しく触れていこうと思います。

 

①ネットに引っ掛けて相手に点数をあげた
ネットに引っ掛けて相手にあげた状況は

次のラリーにつなげるためのショットをネットに引っ掛けたか

ギリギリを攻めすぎてネットに引っ掛けたかがあると思います。

 

攻めてネットに引っ掛けたミスについては

修正できる範囲だと思っているので気をつけるようにとしか言いません。

そのショットが入らないと相手に1点与え続けてしまいますが

入るようになれば自分が1点とれる可能性が出てくるのです!!

 

一番ダメなのはつなぎでミスしてしまうことです。

つまり、ミスしなくていい場面でネットに引っ掛けてしまうことです。

つなぎの球が駄目なのではなく、

何のためにつなぎの球を打たざるをえないのかを考える必要があります。

 

つなぎの球は自分が追い込まれたときに打つことが多いため、

少し甘くなっても仕方ないと思っています。

甘くなった球を叩かれたら徐々に高さを調整すれば叩けた球が

相手もつながないといけなくなりラリーが続くようになります。

 

②自分が打ったショットがアウトになった
これも①ネットに引っ掛けて相手に点数をあげたと同様に

攻めてアウトになったのかつなぎでアウトになったのかを判断しましょう!

 

他に、強く打ちすぎたら力加減を修正するしかありませんが、

何度もアウトにするなら高さを変えたり色々工夫できるようになっておきましょう。


③相手のショットに反応できずノータッチ
これは①,②と少し異なり、なぜ反応できなかったのかを分析する必要があります。

クロシロが注目する点は

相手のショットに対する準備が出来ていたか?

相手にチャンスになるような返球をしていないかをしっかり見て助言しましょう!

 

④サーブでフォルト(簡単にいうと反則)をとられた
サーブで主審からフォルトとコールされて相手に点数がいくことも

上の大会に進めば起こってきます。

フォルトに関しては

サーブの記事で詳しく解説していますので詳しくはこちらの記事で↓

 https://kuro96white.hatenablog.com/entry/2021/01/16/101919

 

自分が点数とれた要因は

①相手のミスで得点

②相手を崩しショットを決めた

がほぼだと思います。

 

相手のミスで得点
相手のミスで得点する場面は

1.相手がネットに引っ掛けた

2.相手のジャッジミス

3.相手のショットがアウト

 

これらの中で2は運がよかっただけと割り切りましょう!

1,3は自分が主導権を握って得点できたかどうか判断して

コメントするようにしましょう!

 

相手を崩してショットを決めた
この形で得点できることが一番理想的です!

しかし、このパターンは、相手が強くなれば当然、対策を練ってきます。

 

例えば、

ネット前に誘導して相手の体勢が崩れたところをスマッシュで仕留める。

で得点したのが多かったとすると、

スマッシュを打たせないためにネット前勝負を積極的に行うようになど

対策されているのに分からずやり続けるといつの間にか不利になってしまいます。

 

ショットを決めて得点するのをパターン化しすぎないようにアドバイスしましょう!

バドミントンの試合は心理戦も絡んでいることを忘れないで下さい!!

 
ネガティブな表情をしない

特に気を付けていることでありますが、

例え、勝ち目がない試合でも

マイナス発言などは絶対に言ってはいけません!

 


アドバイスを言う際には、

①良いところを言う(何か1つ褒めることでも良いですよ!!)

中学校や高校の先生だと勉強と同じで

問題が解けた時にOK!やその通りなど何かしら褒める言葉をかけると思います。

 

褒める言葉をかけることで

次も頑張ろうと生徒はプラス思考に思えるようになるのと同じで

良かったことを言うだけでまだまだ頑張れると選手に思わせることが出来ます!!

 

②狙われている箇所を指摘(サイドが狙われているやネット前が狙われているとか)

選手が分かっていようが分かっていなかろうが

自分が見てて狙われていると思ったコースを指摘しましょう。

 

もし、自分が思ったコースと選手が思ったコースが違ってたら

選手の意見を尊重しつつ、

自分のコースも意識させるように言葉をかけてあげましょう。

 

③それに向けた対策を伝授

(ネット前が狙われているなら積極的に前で勝負していこうとか)

という感じでやってます。


ネガティブにならなくするために重要なのは

アドバイスをしている時に選手の表情を明るくすることです!!

 

試合なので集中しているのは勿論良いことですが、

集中しすぎて話が聞こえない選手もまれにいます(-_-)

緊張している時には特に何か1つ、笑かすことを言って表情を柔らかくさせます。

 

表情が緩むことによってリラックスできます!!

リラックスできれば新たな観点で試合を振り返ることが出来ます!!

 

プレー中に助言はしない

初めての方は意外と無意識にやってしまうことですが、

ラリー中に助言

(「アウト」とか言うことなど)はそもそもフォルト(反則)とられる恐れがあるので

言いたくてもグッとこらえて下さい。

 

ベンチに座っている顧問やコーチがコメントして良いのは

①インターバル中

②コートチェンジ間

③ラリーが終わった一瞬(際どいかもしれないけど・・・)

であることを肝に銘じてください(*‘ω‘ *)


まとめ

  • 何で点数を失ったかを観察する。
  • 何で点数が取れたのかも観察する。
  • アドバイス中は笑顔で選手の気持ちを落ち着かせる。
  • アドバイスを言うタイミングを間違えない

慣れてきたら相手がどういうプレーをしているか観察して

相手の苦手な個所も助言出来るようになるとなお良いです(*‘∀‘)

 

実際に試合しているのは選手ですが、

ベンチに座っている顧問やコーチも共に戦っていること

を忘れないようにしてください(^_^)

 

 

バドミントン部の顧問を始めてやる方、

是非参考にして下さい。