バドミントン知らない人でもこれさえ抑えれば分かる⁉ランキングはどうやって決まってる?これからくるだろう日本人選手は?
クロシロです。
最近、バドミントンのニュースや試合を地上波でよく見るようになりました。
バドミントン経験者からしたら嬉しいことですが、
バドミントンを知らない人からしたら何者⁉と思われる方がいても仕方ないです。
そこで今回は、番外編としてバドミントンをあまり知らない人向けに
日本ランキングや世界ランキングの決まり方、
今をときめく選手から今後期待できる選手まで紹介します。
日本ランキングってどうやって決まる?
そもそも、日本選手のランキングって
どうやって決まってるのか分からない人もいると思います。
色んなスポーツのランキングと似ているところがあって、
様々な大会で上位に入るとポイントが加算され、
その合計が高い人がランキングも上位に入ってきます。
バドミントンをあまり知らない方でも
何となく聞いたことある大会で全日本総合選手権があります。
全日本総合選手権は日本ランキングのポイントが最も高い大会で
今年は2020年12月に行われnews everyで取り上げられてました。
そこで上位に入った選手のランキングが必然的に高くなります。
この全日本総合選手権には実は予選があり、
その中には中学生や高校生など全国大会やインターハイで活躍した選手も
出場しています。
誰もが知ってる選手には予選はありませんのであしからず。
次に聞いたことがあるかもしれない大会として
日本ランキングサーキット大会があります。
この大会は日本ランキング上位32位までの選手に出場資格が与えられ、
辞退する選手がいたらランキングが下の選手から資格が与えられる大会です。
これだけではあまりピンとこないかと思います。
話題になったのは2017年の日本ランキングサーキット大会です。
この大会には謹慎明けの桃田選手が出場して優勝したことで話題になったからです。
地域で行ってる大会にランキングは当然つきませんが、
テレビで見る大会には大体のランキングが決まってくるものだと思ってください。
世界ランキングはどうやって決まる?
世界ランキングのポイントが高い大会はやはりオリンピックですね。
しかし、オリンピックは4年に1度なのでそこまで覚えられない人もいると思います。
実は地上波で世界ランキングが大きく飛躍するちゃんの大会があったんです。
それは世界バドミントン選手権大会です。
大会名だけ言われても分かるか!!となりますが、
2019年8月あたりにバドミントンの試合が放送されませんでしたか?
2020年は新型コロナウイルスの影響で行われませんでしたが。
その時優勝したのが桃田選手と永原選手・松本選手のダブルスでした。
桃田選手はこの大会で2連覇を成し遂げて
日本人初の快挙を達成したことで話題になったはずです。
なので、地上波で放送されるバドミントンの大会は、見逃したら損します。
今を時めく日本のバドミントン選手は?
テレビで見る人バドミントン選手って同じ人ばっかりという
イメージがあっても仕方ないです。
今回はこの選手さえ覚えとけば大丈夫という方々を紹介します。
写真はありませんがご了承ください。調べていただければ写真は出てきます。
男子シングルス
①桃田 賢人(ももた けんと)選手 NTT東日本所属
今では誰もが知ってる日本男子を引っ張る存在になった選手です。
桃田選手の試合は簡単にシャトルを落とさない粘り強さがあります。
コートの端にシャトルをコントロールするテクニックも兼ね揃えてます。。
②常山 幹太(つねやま かんた)選手 トナミ運輸所属
常山選手はバドミントンやってる人なら知らないわけない選手です。
試合の魅力として、動き出しが早くあっと思ったときには
シャトルの下に既にいるようなスピードが魅力の選手だと思います。
男子ダブルス
①園田 啓悟(そのだ けいご)選手・嘉村 健士(かむら たけし)健士選手 トナミ運輸所属
テレビではソノカムペアと呼ばれており、
トナミ運輸といえばで真っ先に出てくる選手です。
ソノカムペアの魅力は園田選手の重みのあるスマッシュで相手を崩して
前衛の嘉村選手がしとめるスタイルが私は好きです。
②遠藤 大由(えんどう ひろゆき)選手・渡辺 勇大(わたなべ ゆうた)選手
日本ユニシス所属
遠藤選手はリオデジャネイロオリンピックに出場経験がある選手で
渡辺選手は混合ダブルスでも活躍する二刀流です。
特徴としてスマッシュを打たれても守って守り抜く鉄壁のディフェンスで
長いラリーになっても集中力を切らさないところが流石だなと思います。
女子シングルス
①奥原 希望選(おくはら のぞみ)選手 太陽ホールディングス所属
奥原選手はリオデジャネイロオリンピックで銅メダルを獲得
したことで有名になりました。
奥原選手の持ち味はやはり何打ってくるか分からないフォームの綺麗さ、
苦しい体勢でも安定したショットが打てるフィジカルの強さで
桃田選手のように簡単にシャトルを落とさない粘りのラリーをしてると思います。
②山口 茜(やまぐち あかね)選手 再春館製薬所所属
山口選手もリオデジャネイロオリンピックに出場して
奥原選手と熱戦を繰り広げたことで有名です。
山口選手は高校生の頃にインターハイ3連覇、全日本総合選手権優勝など
高校生で達成することが大変な結果を次々と出したことでも知られてます。
山口選手は体幹の強さが半端なく、普通ならちゃんとシャトルの下に入って
打つショットを後ろに跳びながら打つなど男子顔負けのラリーが持ち味だと思います。
女子ダブルス
①永原 和可那(ながはら わかな)選手・松本 麻佑(まつもと まゆ)選手 北都銀行所属
永原・松本組はナガマツペアと呼ばれて、
2017年辺りから一気に有名になった選手です。
持ち味として、長身を生かした角度あるスマッシュをはじめ
穴の無い守備で相手に甘い球を誘って前で決めに行くラリーに
持ってくのが上手い選手だと思います。
②福島 由紀(ふくしま ゆき)選手・廣田 彩花(ひろた さやか)選手 丸杉ブルヴィック所属
フクヒロペアと呼ばれて、リオデジャネイロオリンピックの金メダリストの
タカマツペアとどの大会でも激闘を繰り広げてることで有名です。
特徴としては、どちらが前衛、後衛にいても攻撃の質が落ちることなく
どちらを狙っても簡単に崩れることのない集中力が群を抜いてると思います。
混合ダブルス
①渡辺 勇大(わたなべ ゆうた)選手・東野 有紗(ひがしの ありさ)選手 日本ユニシス所属
日本の混合ダブルスのレベルを上げた選手と言っていいほど
コンビネーションが整った選手達で、ワタガシペアと呼ばれるらしいです。
混合ダブルスは男子が後衛で女子が前衛が一番しっくりくるイメージですが、
このペアは渡辺選手の前衛、東野選手の後衛になっても攻撃力は計り知れません。
東野選手の女子ではほぼ打つことのないジャンピングスマッシュで崩し
渡辺選手の華麗なラケットさばきで前衛で決めるスタイルで
褒めるところしかないコンビだと思います。
今後、期待できる日本代表選手は?
先ほど紹介した選手はテレビでもよく取り上げられることが多かったですが、
ここからは番外編として個人的に今後期待できる選手をピックアップしました。
バドミントン経験者なら知らないわけない、
詳しくない人が知ってたらちょっと自慢できる選手を紹介していきます。
男子シングルス
①奈良岡 功大(ならおか こうだい)選手 IMG所属
奈良岡選手が話題となったのは中学生で出場した全日本総合選手権で
社会人に勝利したことで話題となりました。
インターハイではシングルスで
2年連続準優勝、3年生で優勝など輝かしい成績を残してます。
奈良岡選手は他の選手と少し違った印象で、
自分から積極的に攻めに行かず、
相手のショットが甘くなるまでひたすら我慢のラリーで
コート全体を上手く操ってる印象です。
②五十嵐 優(いがらし ゆう)選手 日本ユニシス所属
五十嵐選手は西本選手のインカレ4連覇を阻止して優勝したことで有名です。
持ち味は桃田選手のような粘りのラリーをはじめ、
クリアーなどでしっかり相手を崩してから一気に攻撃するスタイルで
王道なラリーかもしれませんが五十嵐選手ならではだと思います。
男子ダブルス
①金子 真之(かねこ まひろ)選手・久保田 友之祐(くぼた ゆうのすけ)選手
トナミ運輸所属
金子・久保田組が話題となったのは2017年の世界ジュニアで
初の快挙となる男子ダブルスで優勝したことです。
印象としては、ローテーションが非常に上手で
互いが互いをカバーし攻守の切り替えが早いペアで
見てて何が起こるのかと言う楽しさもあると思います。
女子シングルス
①大堀 彩(おおほり あや)選手 トナミ運輸所属
大堀選手はミライモンスターで取り上げられた選手で、
東野選手の同級生です。
大堀選手は左利きでそこから来るスマッシュのコースがすごく、
近年では守りに特化した練習で以前よりラリーが続くようになり、
最後の最後で決めきれる力がついたなと思います。今後の活躍に期待できる選手です。
②郡司 莉子(ぐんじ りこ)選手 再春館製薬所
郡司選手も大堀選手同様にミライモンスターで取り上げられたことで有名です。
郡司選手は高校生と思えないキレのあるショットで相手を翻弄して
長いラリーになっても衰えないスピードとスタミナが持ち味だと思います。
近年では山口選手のようなプレースタイルに近づいてるように感じます。
山口選手のような
男子顔負けのラリーが出来れば一気に知名度が上がると思ってます。
女子ダブルス
①志田 千陽(しだ ちはる)選手・松山 奈未(まつやま なみ)選手 再春館製薬所所属
志田選手はダブルスでインターハイ制覇、松山選手は世界ジュニアでダブルス制覇
するなどダブルスに特化したペアと言えるでしょう。
特徴としては、
どちらも一つ一つのショットを上手く使い分け
相手を翻弄するプレーが魅力でダブルスのローテーションが絶妙です。
混合ダブルス
①緑川 大輝(みどりかわ ひろき)選手・齋藤 夏(さいとう なつ)選手
早稲田大学 ACT SAIKYO所属
緑川選手、齋藤選手はどちらも埼玉栄高校の同級生で、
近年の数々の大会でメキメキと実力をつけてきたペアです。
緑川選手の強烈でいいコースに決まるスマッシュ、
男子にも負けず劣らずのスマッシュの齋藤選手、
齋藤選手が後衛に下がっても攻撃力が衰えない
ワタガシペアのような期待が持てるペアとなってます。
②金子 祐樹(かねこ ゆうき)選手・松友 美佐紀(まつとも みさき)選手
日本ユニシス所属
金子選手は埼玉栄高校、松友選手は正ウルスラ学院英智高校出身で
高橋礼華選手と組んで金メダルを獲得した選手です。
そんな高橋選手はペアの金子選手と結婚したことで話題になりました。
ですが、結婚が理由で注目はしてほしくなく、
組み始めて日が浅いのに
それぞれの持ち味が存分に発揮されたペアになってるのです。
金子選手は日本代表選手の中でも身長が高く
その高い打点から打たれるスマッシュは圧巻です。
一方の松友選手は特に前衛でのタッチが早く
松友選手がいれば前が抜かれることはあまりないと言っていいほど
前衛でのレベルはものすごく高いです。
まとめ
・日本のランキングは全日本総合選手権の結果が響いてる
・世界ランキングは地上波で放送される大会も影響してる
近年、バドミントンが強くなったことで地上波で放送されることが多くなりました。
皆さんが知らないバドミントン選手はまだまだいますし、
今後も期待できる世代がまだまだいるほど選手層が厚くなってるので
今後もバドミントン日本代表を応援していきましょう。