バドミントン初心者が悩むガットの強さ(テンション)はどのくらいがいい?20ポンドってどう?
クロシロです。
部活中に部員からこんな質問を受けました。
今度、新しいラケットを買うんですけど
ガットの強さってどのくらいが良いですかね?
ガットの選ぶ基準はここには記載しないので
後日投稿するのでお楽しみください。
今回はガットの強さによってどんな特徴があるか紹介します。
ガットの強さは変えすぎないほうが良い⁉
ガットの強さを急に変えないほうがいいのには
①肩や肘の負荷が大きくなる
②ラケットが壊れやすくなる
③ショットの質が大幅に変わる
など理由があります。
クロシロの実体験で高校生の頃、
スマッシュをガンガン打つタイプでしたが
意外と珍しいタイプで
ガットの強さは20ポンドにしてました。
個人的にいい音が出ないことに納得がいかず
20ポンドから23ポンドに変えたことがありました。
そしたら1週間経たずにガットが切れるわ、
ラケットにヒビが入るわで散々な目にあいました。
この時、店員に言われたことは
ガットの強さを急に変えるとラケットだって悲鳴を上げるぞ?
と言われ、始めは何のことか分からなかったのですが
実際に経験した今ならその意味がすごく分かりました。
その出来事があったので
ガットの強さは今でも20ポンドか21ポンドにしてます。
個人的に、スマッシュ自体の威力があるけど中々いいコースに打てない人は
一度、ガットのテンションを下げてみてはどうでしょう?
テンションを下げたことでスピードが衰えたら筋力不足、
スマッシュを見直す必要が出てきます。
つまり、いつも力だけで打ってたということが如実に出てしまうのです。
ガットの強さを急に高くしたいなら
ラケットも同時に買ってそれ専用を作るといいと思います。
ではここで、
ガットのテンションが低いとどんなメリットがあるか紹介します。
ガットのテンションが低いと?
ガットのテンションが低い基準は人それぞれだと思いますが、
16ポンドから23ポンド当たりかなと思ってます。
ガットのテンションが低いことのメリットは
①ショットのコースをコントロールしやすい
②ガットが切れにくくなる
③真ん中以外に当たっても意外と飛ぶ
だと思ってます。
そもそもなぜクロシロはガットのテンションが
20,21ポンドにしてるかというと、
最初はスマッシュスピードにこだわってて
スマッシュだけで決めようと思ってました。
しかし、速いスマッシュが打ててもコースがどうしても甘くなって
簡単に決まらなくなってしまったときに当時のコーチから
ガットのテンションを20ポンドにすることを勧められました。
20ポンドにした結果、自分が思った以上にスピードは変わらず
思ったコースに決まるようになって
一気に成長できたと思ってます。
スマッシュを打つ度に肩を痛めてたのもなくなり
ガットも平均して3か月はもつようになりました。
気になったのが真ん中に当たってないのに
思ってる以上にショットがコントロール出来てるのも
低いテンションゆえのメリットだと思ってます。
ガットのテンションが高いと?
ガットのテンションが高い人は
大体26ポンドから30ポンドかと思います。
ガットのテンションを上げるメリットとして
①ショットの威力が増す
②スマッシュ打った時の音が聞いてて気持ちいい
かと思ってます。
つまり、
パワーがある男性ならガットのテンションが高い方が向いてます。
しかし、デメリットは意外と多く
①ガットが早く切れる
②コントロールつけるのが大変
③パワーが無いと肩を壊す恐れがある
④真ん中にしっかり当たらないと飛ばない
と思ってます。
たまに練習相手になったとき
男子部員のラケットを借りることがあるのですが
スマッシュは早いのですが
意図したコースに打っても甘くなってしまいます。
そのために沢山練習して
コントロールもつけようとオーバーワークして
肩を痛める部員を何人も見ました。
パワーがありすぎて
クリアーなどのショットもアウトになってしまう人がいたら
一度ガットの強さを1段階上げるのはありかと思います。
まとめ
- ガットの強さは極端に変えてはいけない
- 極端に変えるならラケットも新しいのを
- コントロールを重視するならガットは20~22
- パワーが有り余ってる人は24~30
今の時代、スマッシュが速いだけでは勝つことはできません。
いいコースにスマッシュを安定して打てる方が中高生は絶対いいのです。
この記事を参考にガットのノウハウを知っておくのも良いかと思います。