バドミントン部顧問必見⁉団体戦でのオーダー作成で考えるべきこととは?
クロシロです。
大会が近づくと顧問の先生が悩むことは
団体戦でのオーダーに悩みませんか?
今回は今現在もオーダーを考えてるクロシロ流
バドミントンの団体でのオーダー作成の極意を紹介します。
中学と高校で団体戦は違う?
バドミントン部に所属してた方は当然分かってることですが、
団体戦に選ばれるメンバーは7人で
最低5人いれば出場は不可能ではないはずです。
中学校でのいわゆる中体連での団体戦は2複1単です。
つまり、ダブルスが2つとシングルスが1つとなってます。
地区大会では基本的に全部試合を行うと思いますが、
上位の大会になると、
3試合同時進行で行うことも稀ではなくなります。
先に2勝すると、
試合してる途中であっても打ち切りになることもあります。
一方の高校では2複3単となってます。
ダブルス2つにシングルスが3つですが、
先にダブルス2つとシングルス1つを行います。
そこで3勝したらそこで終わりになりますが、
2勝1敗のようにそれぞれの学校に勝ちがある場合に
残りのシングルス(いわゆる第2シングルス,第3シングルス)を行うことがあります。
第2シングルス,第3シングルスに出場できる選手は
第1シングルスに出場した選手以外から選ばないといけません。
このように団体戦で勝つには全勝を狙うか
1つ落としてもいいから最終的に勝てばいいと目標によって
いくつかオーダーのパターンがあったほうが良いのです。
では、オーダーを作成する時に意識してることを紹介します。
オーダーを作成する時に意識することとは?
先ほど述べたようにオーダーはいくつかパターンがあったほうがいいのです。
1つしかないとどうなるかというと、
相手校に裏を突かれて負けにつながってしまいます。
オーダーをこうしてれば勝てたのでは?と言われるのが
指導者として私は絶対に言われたくない言葉です。
ではどうしたら良いかというと、下準備をする必要があります。
当たり前のことですが、相手校にどんな選手がいるのか?
今までどんなオーダーを組んできたか?
などを必ずクロシロはしてます。
相手校に強い選手がいた時、真正面からぶつけるべきか、
エース同士の対決にならないように避けるかなど考えときましょう。
中学のオーダーはダブルスを2つ取りに行く戦術か
ダブルス、シングルス1つずつ取りに行く戦術かしか基本無いので
高校でのオーダー作成でどんな戦術をしてるか紹介します。
高校の団体戦でのオーダー作成例
高校の団体戦は2複3単であるため、
ダブルス、シングルス両方にエントリーさせると
体力の問題にかかわることは言うまでもありません。
クロシロ流だと3パターンほど作成します。
パターン①
ダブルストップ2を置いて
第1シングルスはダブルス以外の選手で強い人をチョイス。
いわゆる王道なオーダーかと思います。
パターン②
ダブルス1つとシングルス1つ確実にとるオーダーです。
第2シングルス第3シングルスに持ち込まれても大丈夫なオーダーかと思います。
パターン③
正直これはかなり攻めたオーダーで
ダブルスよりシングルスで勝ちに行くオーダーです。
ここでのダブルスは勝ってくれたらラッキーですが
負けるにしても相手を消耗させることを目的としてます。
大会当日の選手の健康、やる気もチェック
大会当日に予期せぬアクシデントが起こってもいいように
オーダーを何個も用意しとくのです。
やる気のチェックとは、
大会当日に遅刻した選手は絶対に団体戦には使いません。
クロシロは大会当日に万が一、渋滞にあったり電車が遅れるなど
集合時間にどうしても間に合わない時は必ず連絡するように言ってます。
連絡した選手はお咎めなしですが連絡しないで遅刻した選手は
やる気が無いものとみなし団体戦には絶対使わないようにしてます。
実際、連絡忘れて遅刻した選手が過去にいましたが
いくら謝られてもクロシロは絶対に譲りませんでした。
団体戦は強い選手がいるから強いのではなく
チームとしての結束力がある学校が強いのです。
学校の代表である自覚が足りないものはまず使わないようにしてます。
まとめ
- 団体戦はいわばバドミントンの花形の競技
- オーダーはいくつかパターンを作って練習させとく
- 普段の練習でやる気があるものを積極的に入れる
今回はバドミントン部の顧問、コーチに向けた記事でした。
あくまでクロシロ流なので間違いないとは思ってません。
情報は常に変わっていくので、毎回、アップデートしていきましょう。